Google Media Server を入れてみた

Googleデスクトップのガジェットとして配布されている、「Google Media Server」を入れてみた。PCをメディアサーバー、つまりDLNAサーバにしてくれるみたい。

Google Media Server

インストールすると、電源スイッチの形をしたガジェットが登場。設定はGoogle Desktopと一緒で、ブラウザから行う。


・アカウントを登録
・デバイス(クライアント)を登録
→デバイスの指定が可能だが、とりあえず「Allow any device to access the Media Server 」
・「Media Sources」を指定
PicasaとかYoutubeとかからコンテンツを引っ張ってこれるみたいだけど、まずは「desktop」項目で、「Share all folders」を指定(自分のPC内のコンテンツを共有)


ここまでは、難しいことはない。あっけなく終わる。
サーバの設定が終わったら、次はDLNAクライアント側で、ちゃんと再生できるかどうかの確認。


まずは、BRAVIA X5000で確認。XML上から見てみるが…んー、何も現れない。
LAN上にあるNASは見えるのに、「Google Media Server」を入れたPCは認識してくれない様子。「Google Media Server」側の設定画面でも、BRAVIAを認識してくれてない。ダメ。あえなく撃沈。


次に、最強のDVD/Blu-ray再生機にして、最強のDLNAクライアントであるPS3。電源を入れると、こちらはすぐにサーバを認識し、XMB上に「Google Media Server」が現れる。問題ナシ。さすがPS3


この辺で、PCの動作がちょっと重い感じがしたので、タスクマネージャーをみてみたら、2つあるコアの両方のCPU使用率が90パーセントを超えていた。C2D(1.8GHzをOCで2.0GHz動作)のマシンだが、けっこうな負荷を感じる。これはなかなかキツい。プロセスをみたら、「GoogleMediaScanner.exe」という奴が、Firefoxを抜いて、130MB以上のメモリを食っている。

こりゃー微妙だなぁと思っていたら、しばらくすると、この負荷が収まった。以降、CPU使用率がそんなに高まることがなかったので、初期のインデックス生成のための、一時的な負荷だったのかもしれない。WindowsMediaPlayerの時も、そんな感じだった記憶がある。


なので、あらためてPS3。PCに入れてある、写真(Jpeg)の表示を試してみる。

XMLの「フォト」から、「Google Media Server」 → 「desktop」→「photo」と進む。写真を入れているフォルダがずらりと出てくる。フォルダを進むと、写真のサムネイル一覧が出てくる。ここまでは他のDLNAサーバと同じ。無問ナシ。

だが、写真指定すると、なぜかかなりの確率で表示に失敗する。たまーーに普通に画像が表示されるときがあるが、多くの場合「表示できません」が出る。何度やっても変わらない。「Google Media Server」 側を再起動しても、状況に特に変化なし。


むむ、なんかすごく不安定なのかも。原因を追うにも、明日早いので、今日はとりあえずこれにて終了。あー、不毛。