Sonyの Picture Motion Browser がこわい。

Picture Motion Browser(以下PMB) は、サイバーショットに同梱されてくる、画像管理ソフト。

しょせんオマケ……と思っていたら、かなり使いやすいので、Picasaから乗り換えた。サイバーを使わなくなってもコレだけは使い続けることになり、アップデートもかかさずかけていた。

そして、今回のアップデートが…かなり変態的だ。


ソニー、「Picture Motion Browser」に顔検索機能などを追加

詳しくは↑を。“顔検出”自体は聞き慣れた技術で、画像を解析して人の顔を抽出してくれるものだが、PMBで使うとビビる。

新しいバージョンにアップデートをかけて再起動すると、登録されている写真の解析が始まる。自分の場合、数万枚の写真があったので、解析には少し時間がかかったが、一度解析すれば、後は写真を追加するたびに少し時間をとられる程度だ。


そして……終了後、写真を全部選択してみると、人面サムネイルが↓ズラリと並ぶ。知らない顔が多すぎて、かなり不気味だ。




↓人混みだったら複数検出。知らない顔が並ぶワケだ。うーん、すごい。




↓人じゃないものも並ぶ。“人的”なので仕方ないが、これがなかなか気持ち悪い。




人の顔らしいといっても…… ↓これには一瞬、ドキっとした。心臓に悪い。



↓そして、なぜか人的にすら見えないのに検出されてしまったサムネイルたち。

一見、ただの風景にしか見えないの写真なのに、この部分だけ切り抜かれた。この正方形内に、何か人的な気配を感じ取ってしまったのだろうか……。正直、あまり追求したくない。(まあ、何かしらのパターンにマッチングしたってことなんだろうけど)


自分の写真ストックに心霊写真を見つけてしまったらショックなので、この辺でやめておく。ということで、この夏の夜に、PMBはちょっとした心霊写真検出器にも使えそうだ。


いやはや、何に使ったらいいのか途方に暮れるような機能だが、なぜだろう、すごく素敵なアップデートだったなぁと思う。なんか、ワクワクさせられたよ。