テレビのネット機能(VIERAとBRAVIA)
YouTube対応機も登場-松下、プラズマ「VIERA」に録画モデルを含む6機種の新製品
自分はBRAVIAを買ってしまったが、VIERAはネット関連の機能が“使える”のだろうか。
というのも、BRAVIAはWebブラウザを積んでいるので、ネットワークに接続すれば、Webサイトを見たりアクトビラで動画を見ることができる。アプリキャストなんていうウィジェット機能もある。
だが、はっきりいってBRAVIAのはまだ“使えない”。
機能としてはそれぞれ悪くないのだが、いずれも“もっさり”で、日常生活ではとてもじゃないが使い物にならない。ハイエンドらしいX5000なのに、この遅さは無いだろうと思う。
勝手な想像だけど、これはアプリが悪いのではなく、積んでいるチップのパワーが全然足りてないんじゃないかと思う。中身のことはわからないし、ソフトの効率の問題はあるのかもしれないが、それ以上にそもそも、やりたいことに対してハード側が追いついてないんじゃないかと感じる。
よく考えたらテレビに、テレビを見る以上に必要な高性能のチップを積む理由が無い。ものすごい値下げ競争とコストダウンの中、どう考えても売りに直結しなさそうなネット関連機能のためだけに、高性能のチップを積むインセンティブが働くわけがない。普通に考えて。
↑という仮説があっているなら、ソフトウェアの開発者は少し可哀想だな。
ひるがえって松下は、日経エレクトロニクスで連載していた松下のプラットフォーム「UniPhier」の特集を読んでいたところなので、こういう機能にも「UniPhier」導入の効果が波及しているのかどうか気になるところ。
発売されたら、どうにか見てみたい。この手の機能は、量販店の店頭ですらデモを見られない(=お客への訴求ポイントになってない)ので、さてどうしようかな。